タイ・ゴルフ観光親善大使を務めている石川は復興への思いを胸に、
初開催となる今大会の初代王者へ照準を定めた。
タイで復興助けタイ・・・
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男子ゴルフのアジアツアー今季最終戦、タイ選手権は15日にバンコク郊外のアマタスプリングCC(7453ヤード、パー72)で開幕する。
14日はプロアマ戦が行われ、石川遼(20)=パナソニック=はコースで最終調整した。
現在も洪水の被害は収まっておらず、タイ・ゴルフ観光親善大使を務めている石川は復興への思いを胸に、初開催となる今大会の初代王者へ照準を定めた。
洪水被害からの復興を願っていた。前日バンコク入りした石川は前夜祭に出席。チャリティーオークションでサイン入りグローブを提供し、約6万バーツ、日本円で約15万円で落札された。
プロアマ戦を終えた石川は「1カ月ぐらい前は、大会は無理かもしれないと覚悟していた。
来ることができて良かった」と話した。
一方で、「僕がいる地域は被害のないところだけど、タイの選手に聞くと、町中が水浸しになって大変な場所もあると話していた」と表情を曇らせた。
石川は09年からタイ・ゴルフ観光親善大使を務めている。洪水の影響でタイの観光収入が激減していることを憂慮。
「日本でも観光を取りやめた人がいるかもしれないけど、僕がここでプレーすることで、タイでもゴルフができるんだと思ってもらえれば。
僕が見る限り、バンコク中心部は大丈夫。安全であることをアピールしたい」と意気込みを語った。
アマタスプリングCCは09、10年にアジアVS欧州の団体対抗戦、ロイヤルトロフィーでプレーしており、コースは知り尽くしている。
池絡みのホールが多く、より正確なショットが求められる。
マスターズ王者のシュワーツェル(南アフリカ)や、全英王者のクラーク(英国)ら世界のトッププロも出場。
「このコースで経験を積んでいる分、自分にはアドバンテージがある」と、強気な言葉を口にした。
今年最後の試合でもある。国内では勝利を手にできなかっただけに、今大会へかける思いは強い。
「今年の集大成として初日からいいプレーをしたい。来年へ弾みをつける1週間にしたい」と気合を込めた。
今年が初開催となるタイ選手権。初代王者の座を手にすることが、タイの復興の一助にもなると信じている。